無線LAN中継器でTello(ドローン)の飛距離アップを目論見ます。
の前に、Telloと中継器、iPhoneがスムーズに接続できないケースがあり、不愉快なので何とかしてみます。
2020-05-09 どうもこの組み合わせ(Tello + TL-WR802N)はよくないような気がします。
理由:両方の機器ともに2.4GHzを使います。中継器はどうやらTelloと同じチャンネルに合わるようで、Tello飛行中に以下のメッセージ:
強い電波干渉があります
がTelloアプリの画面に表示されてしまうのです。自分たちで電波状況を悪くしてしまっているといった具合です。
(Windows10の WiFi Analyzer というアプリで2.4GHzの電波状態を見るとまさにそういう風に見えました)
というわけでもしこれらの組み合わせで運用するなら、iPhone(操作端末)、中継器、Telloは十分に離して使う
などの注意が必要なのかな、と、現時点で思うわけであります。
残念ながら時間の関係でこれ以上は追及できていません。あしからず。
(2.4GHz+5GHzの中継器があれば多分こんなことにはならないんでしょう。同じメーカーのTL-WR902ACあたり?いやまて、5GHz帯の屋外利用はいろいろと制限があったな・・・予算と時間の関係でひとまず打ち切り)
以下の内容はお約束ですが自己責任でどうぞ。
これがすべて正しいとも限りません。あしからず。
主な機材です。これ以外にBluetoothのコントローラーがありますが、割愛します。
画像はアマゾンから拝借していますが、無理して買わなくていいです。
説明書通りなのでざっくり。
中継器の設定は「クイックセットアップ」を使うととりあえず早いです。
一般的には下記のようになるでしょう。
前述の手順を踏んでもうまくつながらないことが時々あり、やや不満があります。
また、1フライト目はちゃんとつながるのに、2フライト目はつなげるのに手間取ったり。
ネットで調べても、Telloと中継器の電源を同時に入れるとよい、みたいなのはあっても、 ズバリな解決方法がないようです(調べきれなかっただけかも・・・)。
というわけで、ちょいとつついてみました。
結論から。
完璧に解決したかどうかは不明ですが、何もしないよりはだいぶましになったと思います。
設定の手順。
フライトの手順。
実際のところ、まだテストが足りず確認の途中といった状況です。
Telloは空飛ぶルーター、IPアドレスは192.168.10.1固定。ヒントはScratchのTello.js。(またはSDK 1.3)
TL-WR802Nを中継器モードにした時のLANタイプは「スマートIP」がデフォルト。
中継器のネットワークアドレス、IPアドレスは中継先のネットワークに自動追従するものと思われる。
中継先へ接続できない場合、ネットワークは192.168.0.0/24、アドレスは192.168.0.1になる。
ここで、Telloをオフ、中継器の電源を入れ、iPhoneと中継器を接続すると、iPhoneのIPアドレスは中継器のDHCPから取得する192.168.0.100になる。
次に、Telloをオンにすると、中継器のネットワークアドレスはTelloと同じ192.168.10.0/24に追従し、さらにそれに追従しようとiPhoneのネットワーク周りがすったもんだするのではないかと。(この場合、TelloのDHCPサーバーからアドレスをもらうのだろうと推測)
さらに一歩進めて、iPhoneも固定IPにしてしまう手もあるかも。そうすると、中継器のDHCPもオフにできるし。
(補足:DHCPの衝突とかそういうのではないでしょう)