systemdなLinux

/etc/systemd/timesyncd.conf
いつの間にか ntpd はいなくなっていました。
というわけで,上記ファイルの

NTP=

にNTPサーバー名またはIPアドレスを記入して下記コマンドを実行します。

# systemctl restart systemd-timesyncd

うまくいっているかどうかの確認は下記。

# systemctl status systemd-timesyncd

systemdじゃないLinux

/etc/ntp.conf
いくつかの設定をまとめて変更。

/etc/fake-hwclock.data
このファイルを生成しないようにする。
デフォルトでは1時間に1回、そのときの時刻を上記のファイルへ出力している。

$ su
# chmod -x /etc/cron.hourly/fake-hwclock
# chkconfig --del fake-hwclock      # システム起動時の実行を抑止(rcS.dから抹消)
fake-hwclock              0:off  1:off  2:off  3:off  4:off  5:off  6:off
# rm /etc/fake-hwclock.data         # 残しておいても問題はないが・・・

補足:
Raspberry Piは電源オフ時には時刻を「忘れて」しまう(電池でバックアップされたリアルタイムクロックはない)。
次回コールドスタート時に、前回の電源オフ時と近い時刻を上記ファイルから読み込んで、とりあえず時刻を初期化するようだ。
起動直後はsyslogの時刻が狂っているが、そのうちntpdが時間を合わせてくれるので、あまり気にしないことにする。

参考:
fake-hwclockパッケージを削除してもよいかもしれない。

# apt-get purge fake-hwclock

/etc/ntp.conf
前述のシステム起動時のfake-hwclockを抑止したので、ntpでの時刻合わせがうまくいかない場合がある。
(リアルタイムクロック無し=起動時の時刻は 1900/01/01 00:00:00 から始まる)
よって、強制的に時刻を合わせるようにntpの起動スクリプトを変更する。

$ su
# cd /etc/init.d
# cp -p ntp ntp.orig
# vi ntp
# diff ntp.orig ntp
60a61
>               /usr/sbin/ntpd -g -q
[ 各種設定 ]

トップ   編集 凍結 差分 履歴 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2022-02-15 (火) 10:06:47