2016-01-25
毎度唐突ながら、I2Cを有効化します。
作業対象は2号機で。 なお、2016-01-25現在、管理人TKは I2Cバスに繋げられる機器を持っておらず、実機をつなげての確認はできておりません。
あしからず。

OSのバージョン

 $ uname -a
 Linux rasp01 4.1.13+ #826 PREEMPT Fri Nov 13 20:13:22 GMT 2015 armv6l GNU/Linux

対象機器:2号機

参考サイト

Aldebaranな人のブログ
http://yamaryu0508.hatenablog.com/entry/2014/08/19/233431

目次

設定手順

ここからの作業はスーバーユーザーで行います。

/etc/modules の編集

vi等で /etc/modules へ以下の1行を追加します。

i2c-dev

config.txt , raspi-blacklist.conf の編集

以下、どちらの手順でも結果は同じです。

設定ファイルを手動で修正する場合

vi等で /boot/config.txt へ以下の1行を追加します。

dtparam=i2c_arm=on

さらに /etc/modprobe.d/raspi-blacklist.conf の下記業業をコメントアウトします。行頭に # を付けるとコメントアウトです。

#blacklist i2c-bcm2708

raspi-config コマンドを使う場合

raspi-configコマンドを起動して、以下の項目を選択していきます。

I2Cツールのインストール

下記でOK。

# apt-get install i2c-tools

設定の有効化

よくわからない人はとりあえず reboot します。

動作確認

スーパーユーザーで下記を実行します。

# i2cdetect -y 1
     0  1  2  3  4  5  6  7  8  9  a  b  c  d  e  f
00:          -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
10: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
20: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
30: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
40: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
50: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
60: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
70: -- -- -- -- -- -- -- --

I2Cデバイスを接続していないので上記の一覧には何も表示されませんが、ドライバ関係は一応動作しているようです。
上のi2cdetect の最後の引数の 1 は、Raspberry Piのバージョン等で変わる場合があるそうです。

デバイスファイルとしては、うちの場合は

/dev/i2c-1

でした。
また、下記のコマンドでI2Cバスのデバイス一覧を表示できます。^

# i2cdetect -l
i2c-1   i2c             20804000.i2c                            I2C adapter

i2c-toolsパッケージには、上記のほかに以下の様なものが用意されていますが、まだ試しておりませぬ。

/usr/sbin/i2cdetect
/usr/sbin/i2cdump
/usr/sbin/i2cset
/usr/sbin/i2cget

終わりに

これで、いつでもI2C温度計を付けられるな。

おしまい。


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Last-modified: 2022-02-15 (火) 10:06:43